リンゴの行方
子豚が木になっているリンゴを取ろうとしています。でも高いところにあるリンゴは中々取れません。
その様子を見たリスが子豚のためにリンゴを取ってあげることにしました。
リスはスルスルと木を登っていきました。高いところまで登るのは大変です。もう少しでリンゴまで届きそうです。
その時、通りかかったイノシシがうっかり木にぶつかってしまいました。その拍子にリンゴが落ちてきて子豚はリンゴを取ることが出来ました。
イノシシさんありがとう。
イノシシはなんだかわかりませんでしたが、どういたしまして。
リスは子豚がリンゴを食べる事が出来たことは嬉しかったですが、なんだか少し悲しい気持ちにもなりました。
フクロウが飛んできてリスをほめてくれました。
僕は何も出来なかったのにどうして褒めてくれるの。
子豚のためにリンゴを取ろうとしたじゃないか。もし取れていたとしてもそれ自体は大したことじゃない。取ろうとしたことが素晴らしいことなんだよ。
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