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朝顔の種
ある日、トアは学校で朝顔の種をもらいました。
トアは「水をたくさんあげて、光をたくさん当てて元気で大きい朝顔にしよう」と思いました。
朝、昼、夜にたくさんの水をジャブジャブあげました。朝から夜までお日様の光を当てて、雨の日や夜にも家の中でランランと光を当てました。トアはこれだけ目いっぱいお世話をしているのだからさぞ立派な朝顔になるだろうと思いました。
しかし朝顔は元気に育つどころか、どんどんしおれて今にも枯れてしまいそうです。
トアはどうしていいのかわからなくなって、泣きながら父に相談しました。
「水は朝に一回だけ、今までの半分にしなさい。光はお日様の光だけにしなさい」と父は優しく言いました。
トアは父の言う通りにしました。すると朝顔は元気を取り戻して、やがてきれいな花を咲かせました。
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